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毒入りブルーベリー

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コマ撮りアニメでMV制作

N-qia「tree」のMusicVideo制作しました。コラージュと水彩によるコマ撮りアニメーション。曲のイメージから膨らんだ様々な色や生き物たちをジリジリと六ヶ月かけて描出していきました。

撮影時は音と映像の深い森にはまり込んで、描けども描けども果てしなく永遠のように感じてましたが、完成してみると一瞬一瞬にいろんなものが詰め込まれた4分20秒になりました。



N-qiaの初CDアルバム「Fringe Popcical」は10月26日発売です!
# by yanomichiru | 2016-01-01 00:00 | 映画・漫画

曇り空の日々

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巡り巡る縁というものを意識せずにはいられない「虹びたしの可視光船」の日々。つくばと千年一日珈琲焙煎所に滞在する事で、いろんな発見が至る所にちりばめられていた。やっぱり街は場所ではなく“人”なんだと改めて感じてしまう。

「この作品は曇り空のひかりが似合いますね」

千年の大坪さんはその言葉選びと珈琲に身を捧げる姿が錬金術師のようで、静かな引力を持って人を惹きつける。そうやって、毎日この星谷ビルにたくさんの面白い人が集まってくる。PEOPLE BOOK STOREの植田君、manufact jamのマリコさん、わかたろうのわかばさん…すこし足を延ばせば、つくば食堂 花や、ベッカライ・ブロートツァイト、Hooobyなど通い詰めたくなるお店(人)が要所要所にあって存分に満喫した。
なかなか会えない関東の友人たちも足を運んでくれて、このタイミングで大事な話が出来てよかった。

イベント日のなのるなもないさんとtotoさんはもうほんとうに凄かった。言葉と音と絵が三位一体になって、ギリギリのラインを攻めつつ、力強く緩やかに、まるで自分が宮沢賢治の物語の中に生きているようだった。

思いおこせば去年の夏、尾道ハライソ珈琲でなのるなもないさんとtotoさんに出会えた事が、こんな風に繋がってゆくとは、当時は思いもよらなかった。(今ではtotoさんが言っていた、つくばと尾道の人は似てる気がするの意味がよくわかる!)
展示も終わりかけのある日、なのるさんちで子供たちと一緒に絵を描いていたら「ああ、これでいいんだなぁ」と感じた。

もっともっと自由に描いていきたい。


# by yanomichiru | 2015-10-08 00:28 | 新作/展覧会情報

インタビュー

展示会場の隣にあるPEOPLE BOOKSTOREの植田浩平さんにインタビューして頂きました!
尾道やライブペイントの事など。初対面なのに話が尽きず、毎日お店に入り浸ってます。最高の本屋さん。
http://t.co/mt39qgQJLh

# by yanomichiru | 2015-09-23 22:09 | 新作/展覧会情報

千年一日珈琲焙煎所「虹びたしの可視光船」

千年一日珈琲焙煎所「虹びたしの可視光船」_f0104234_12180246.jpg
詩人totoさんの紹介でつくばの“千年一日珈琲焙煎所”での個展が決まりました。敬愛するsakanaの西脇さんも展示と演奏をされていた場所です。日暮里からなら一時間で来れるので東京の方もぜひ!例によって毎日在廊します。

矢野ミチル個展「虹びたしの可視光船」
会期  2015.9.17(木)〜28(月)
火・水曜定休
時 間  11:00 - 19:00(日曜日は18時まで)
会 場  千年一日珈琲焙煎所
(つくば市天久保3-21-3星谷ビル)

午後より作家在廊予定
題名考案:canooooopy


関連イベント
矢野ミチルライブペインティング 
☆ゲストあり
open 19:00 start 19:30
料金 ¥1,500 予約不要



“虹びたしの可視光船”という鮮烈な展示タイトルはcanooooopy氏(@cano5py)に依頼して考えて頂きました。音楽同様、サンプリング的魅力に溢れた言葉選びに感激!

いつもは自分がつけた展示タイトルを声に出したり出されたりすると穴があったら入りたくなるんですが、「虹びたしの可視光船」は一人歩きしてしまいそうなぐらい語感も最高なので、展示中何度も連呼したいです。






# by yanomichiru | 2015-09-08 12:17 | 新作/展覧会情報

鳥獣銀河後記

鳥獣銀河後記_f0104234_22295580.jpg
十日市アパートでの個展「鳥獣銀河」終了しました。
一週間毎日滞在してたのですが、あっという間に終わってしまった感じです。
古いドアやシャンデリア、白水さんの壁画の合間を縫った展示は、不思議な一体感を持って、特に夜の照明に照らされた作品たちは、とても居心地が良さそうでした。

似顔絵も修行的な楽しさもあったりしつつ、怒涛の如く描かせてもらえました。
広島に越して来て一年、こうして描き続ける事が出来てとても感慨深い時間でした。

それから搬出後に、アパートのロフトへの階段横の柱に絵を残して来ました。広島に来る際はぜひお立ち寄り下さい。ご飯もとても美味しいです。(僕のオススメはランチ定食と夜メニューの韓国風牛肉煮込み)画像は描き途中なので完成作は是非その目でみてください。

あと主催のゴトウイズミさんとの何気無い会話の中で、時折宝石みたいに鋭く芯をつく言葉にハッさせられました。その都度イズミさんは、預言者やパトロン、または表現する同志だったりしたのが印象的で。そんなエネルギーに感化されてか、滞在中はいつも以上に筆に勢いと集中力がありました。

混沌の中に想像の源泉があったりするようにヲルガン座に集うたくさんの人たちと、出会えたり、語ったりしたこの日々は、忘れられない映画みたいでした。
人肌蜘蛛の皆さんも音楽に狂った愛すべき演奏者たちで、今後もまた一緒にやりたいです。

まだまだ全然書きたらない気がしますが、この辺にしときます…

きてくださったみなさま、イズミさん、スタッフの方々、人肌蜘蛛さん、タナちゃん、ほんとうにありがとうございました!

また近いうちに。
# by yanomichiru | 2015-08-06 08:20 | 展示後記