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毒入りブルーベリー

yanomichir.exblog.jp

ライブドローイング途中の図

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photo by yukihide hirata


今はもう完成して、ギャラリーの外の壁に貼ってあります
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# by yanomichiru | 2006-06-02 02:54 | 新作/展覧会情報

しみ ゆら くる 後記 3

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「Shimi yura kuru: Exhibtion as Yanomichiru
矢野ミチルによる京都でのエキビジョン。しみ ゆら くる

矢野ミチル個展: Yanomichiru Solo Exhibition (Japan)
Location 京都TranqRoom: Kyoto TranqRoom Kyoto Japan
7th May - 20th May

日本の絵描きであり、その絵画に詩的な響きを持つ矢野ミチルの絵画は日本の絵
画技法のスタイラゼーションであり、同時に過去を拒絶し、現在に紛れもなく生
きる絵画表現の魂の輝き。

彼の日本に伝わる西洋の絵画技法(すなわち大正の苛烈さに魂を燃やし、散って
行く街の情感に馨喩を求めた詩人、画家達の)を通過し、この基本概念より彼自
身の心の中で芳酵させ、独自のものになった絵画表現のスタイライゼーションは
現代の日本の芸術の表現の有様と共に彼自身が描く絵画に詩的世界をゆらめか
せ、その色も空虚も無い空気の様なものからしみ出す様に何かをこの世界に召還
させる。
そしてその響きや色彩、瞭さかを深く持つ彼の作品は日本の古来からの雅やかさ
を保つ町京都に似合う。
現代芸術においてエロティシズムと共に筆致や言葉、歌にして自身の個としての
表現を表す人達、その最かな芸術性に倣う人々の創作は少ない。

だが絵画の基本概念を自身のオリジナルの手法の根底に正しく存在させ、絵画的
感性、ディティール、絵画としての表現を描く筆致を持つ彼の作品はそのエロ
ティシズム、そして涙に映し出されたかの様な純粋性をもって彼の実現させる事
の難しい絵画としてのイマーゴを描き表す。
それは彼が描く覚醒感に溢れたメソッドで統一された絵画の色彩や、寓話や幻想
が入り混じり、必至として現代性を持ち表せる絵の題材、感性での制作技法、そ
してファッションのディティールで嵌められている。

彼が絵に対する追求と矜持と共に選り出して来た絵画制作の技法。紅茶で紙を染
め、オリーブオイルを使い、生のいつかあったはずの瑞々しさを嵌め込むペンの
筆致。
その彼の描く絵に詩の言葉や、律動や、照光を感じる事が出来る。
イメージや、魂、涙を溢れさせる心が光としてこの世界にもたらすもの。
それを来させると言う概念。
帰去来。この既に去って来た死者をこの世に帰ってこさせる事。彼の絵画におけ
る概念はその哀惜の表現を存在させる。
この世の色と雰囲気、蜃気楼と成って表れる事が決められたものたちをこの世界
に召還する事を。
決して描かれる絵を絵画としての技法、作品としての媒体への露出、(かき鳴ら
すように指で肌を擦り切らせる様な絵画だけでなく芸術作品への)歪んだ欲望を
持つ閲覧者達に寄る現代への喪を拒絶し、彼だけが表現し得る作品として凛々し
さを表して行く。
イルミネーションが光り、蜃気楼の様に薄弱なこの現代の街の市井の姿として。
そこに生きる放浪者であり、この世に帰って来た彼の描く作品で光を純粋になま
めかす生がシンパシーを感じる人達にすべてその姿や幻想の情景、立ち位置やパ
ラノマ、振る舞いに決して失われて久しくない変わるものの無い生の情感を感じ
させる。

彼が描く、この時代のパラノマ、万国の驚きべく蜃気楼の光景の中心に道化の嘆
きの化粧を装うかの様な少年によりそう兎の囁かされる詩が聴こえる。


汐野達司 (as seven) 

帰去来(かえりいざなんや): 故郷に帰るために、官職をやめてその地を去る
こと。今回の引用では芸術的な流れ、文章引用のメソッドの変化からこの帰去来の現代
的に加えられた意味合いを持った表現で記述しました。





画像は「世界蜃気楼絵巻」(部分)
※京都の展覧会を見に来ていただいた汐野氏が書いてくださった文章をここに掲載します
汐野氏の運営するサイト→ In Moon Light
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# by yanomichiru | 2006-06-02 01:38 | 新作/展覧会情報

しみ ゆら くる 予告  ( 部分 )

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ひきつづき ケータイ写真・・・ 全体像と鮮明な発色は京都でのおたのしみってことで


www.yanomichiru.com
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# by yanomichiru | 2006-06-01 02:42 | 新作/展覧会情報

ただいま展示中

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# by yanomichiru | 2006-05-12 02:41 | 新作/展覧会情報

日常のスナップ

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http://www.yanomichiru.com
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# by yanomichiru | 2006-05-04 00:18 | 写真

オリジナル名刺作ります

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これまで何度か依頼うけて ご好評をいただいたので 
せっかくですのでサイト上で名刺の発注を受け付けつけます(期間限定)
印刷方法(けっこういい色がでます)はプリントゴッコで片面又は両面印刷
原版の文字はご希望に応じて矢野ミチルが手書きで書きます

※レイアウトや色味などご相談下されば 融通ききます かなり
※名刺に採り入れる絵は基本的にはサンプルから選んでいただきますが
  サイト上の絵も出来ないことはないです
※色は1.単色 2.おまかせ(絵と文字の雰囲気にあわせて)のどちらか
※紙はシリウス紙の白です
※送料は無料ですが振込み手数料はお客様の負担になります

100枚 7000円(両面)10000円

詳しくはこちら

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# by yanomichiru | 2006-04-23 22:26

十二星座

www.yanomichiru.com

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                         牡羊座
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                         水瓶座
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                          魚座

http://www.yanomichiru.com/meisiseiza.htm
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# by yanomichiru | 2006-04-23 04:27 | 新作/展覧会情報

矢野ミチル公式家頁

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# by yanomichiru | 2006-03-30 04:07

僕の細胞を形作る映画

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「汚れた血」「未来世紀ブラジル」「ジャッカルの日」「欲望の翼」「群盗荒野を裂く」「フェリーニの道」「ファイト・クラブ」「ブルー・ベルベット」「セックスと嘘とビデオテープ」「メトロポリス」「ストーカー(タルコフスキー)」「ブラッド・シンプル」「サブウェイ」「ミツバチのささやき」「アマデウス」「ベニスに死す」「戦場のはらわた」「博士の異常な愛情」 「イル・ポスティーノ」「悦楽共犯者」「さらば友よ」「ターミネーター」「スターリングラード」 「マッド・マックス2」「フォロウィング」「デリカテッセン」「ドニー・ダーコ」「ラ・ジュテ」「スケアクロウ」「ブラウン・バニー」「男たちの挽歌」「3-4×10月」「羅生門」「竜馬暗殺」「狂い咲きサンダーロード」「竜二」「東海道四谷怪談」「ツィゴイネルワイゼン」「太陽を盗んだ男」「カリスマ」
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矢野ミチル最初で最後の映画批評?
http://www.windbell.info/yft2006/yourfavorite_yno.html
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# by yanomichiru | 2006-03-29 04:35 | 映画・漫画

矢野ミチルプロフィール

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矢野ミチル Yanomichiru:

1980年 茅ヶ崎生まれ
緻密な線描で浮かびあがる精霊や怪物たち。 ムーンパレスより“超絶技巧寓話画集”出版。 シュルレアリスム的展覧会とライブペインティングを全国各地で行う。尾道市因島在住。


-活動履歴-               
2002  22歳  
個展「R指定のメルヘン」 (銀座煉瓦画廊)
               
2003  23歳   
グループ展「イリュミナシオン三人展」 (神楽坂セッションハウス)              
帽子屋ガボットとの二人展「アルパカサーカス団」 (渋谷ガボットストア)
個展「ヴァイラスフィルム」 (国分寺キャフェ・デ・ロジェ)

2004  24歳   
グループ展「サマータイムブルース」(神楽坂セッションハウス)
「オハラマヤ」CDジャケットアートワークを担当(レーベルゴーティー)
個展「潔癖症のカラス」  (青山ラスチカス)
               
2005  25歳   
個展「ムラサキハナナ」 (外苑前OFFICE)
個展「ナルコレプシー」 (エスキス表参道)

2006  26歳   
個展「しみ ゆら くる」 (京都TranqRoom)

2007  27歳     
個展「若後家接吻荘」 (松山ミライカナイ、松山KIDNAP,松山SPANKyの3店舗での同時展示)
個展「七色あんふぇ~る」 (日暮里HIGURE17-15)
詩演家イルボンとの二人展「60days」~詩人と画家の電子往復書簡~ (大阪・本町 Flou Gallery)

2008  28歳
企画イベント「イリュミナシオン」(鎌倉カフェGOATEE) 
出演:オハラマヤ、藤田陽介
個展「各駅停車オペラ座行き」 (松山キャメルK)(阿佐ヶ谷イネル)

☆circe,QurageとDrawings結成(矢野ミチルはライブペインティング担当)
  Drawings全国ツアー・CDリリース
映像作家村上大樹とコマ撮り短編アニメ「スプーンとバターナイフ」を製作・上映

2009  29歳
個展「きらめき」(愛媛砥部里山房)
企画イベント「うたうランプ」(中目黒ラケルメジュール) 
出演:Qurage,キスミワコ
村上大樹との二人展「二つの心臓」(大阪 月夜と少年)(横浜 馬車道 大津ギャラリー)

2010  30歳
個展「maison finale」(茅ヶ崎LAMAspace)
二人展「終わりの終わりのヴァンパイア」(博多art space tetra)

2011 31歳
「キスミワコ大陸のキ」CDジャケット画を提供
グループ展「終わりの終わりのヴァンパイア」(愛媛砥部里山房)
個展「寓話の片鱗」(大阪gallery yolcya)
個展「矢野ミチルの超絶技巧寓話画集」 (世田谷galleryNANNA

2012 32歳
個展「超絶技巧寓話画集」(愛媛砥部里山房、広島廃墟ギャラリー、浅草天才算数塾)

2013 33歳
N-qia(Virgin Babylon Records)のアートワークとコマ撮りアニメによるMVも手掛ける。

個展「ミチルノカルタ」(狛江茶茶)

2014 34歳
足田メロウとの二人展「メロウにミチル」(大阪gallery yolcha)
個展「矢野ミチル解放宣言」(尾道光明寺會館)
CLOUD NI9E「ALTERNATIVE」アルバムジャケットコラージュ画を提供
ふらむきりん「ほんにゃらけそめ」アルバムジャケット画を提供

個展「矢野ミチル超個展」(因島チイサイカイシャき)
個展「満月カケルと新月ミチル」(川越シボネボルケ)

2015 35歳
グループ展「Say Yo?」(愛媛宇和池田屋)
soejima takumaとの二人展「孤独のウィキペディア」(福岡太宰府KANZEARTZ)
個展「鳥獣銀河」(広島十日市アパート)



◇矢野ミチルについてのコメント◇

残酷な絵本、決して乖離人格は交わることはなく、共に月を眺めてはいても、別々にそれぞれの親が鞭を手に待ち設けている30分後のお仕置きのことを考えている。体の中に居たイメージの語る色彩は引き出され、外で処理されるが、次のセッションまではそれは再びドアの無い部屋に引き籠る。その繰り返しの集中制作期間の後、とうとう統合された矢野ミチルが立ち現われる。それは足しも引きもしないコラージュされた無意識の、現在完了形の愛の集会である。

工藤冬里

  

音楽は「期待,,expectation,,」というものを扱う表現なんだと思う。 次に鳴らされる(鳴らされない)音への「期待」が、僕らを音楽というもののなかに引きずりこむ。音楽は常に未来へと向かって開かれいる。同じように、僕は矢野ミチルが行なうライブペンティングを、音楽として楽しむことができる。次に描かれる線、次に塗られる色、それが一体どんなものであるのか僕らは期待し、予想しながら、その結果描かれた(描かれなかった)「何か」を見つめることになる。しかし、音は、絵の具のように定着することはない。鳴ったそばから消えていく。強いていえば、記憶のなかにのみ定着される。絵画は、逆に、過ぎ去ったはずの過去の集積として「永遠に」残ってしまう。その違いを、僕らはどう感じればいいのだろうか? 矢野ミチルの作品は、過程の絵画なんだろうと思う。シュルレアリスムの自動筆記のように筆の走るままに筆を走らせることによって出来上がったこれらのイメージは、それが描かれている過程においてきっと最も躍動している。「期待」のなかで線や色が踊っている。とするならば、一旦完成してしまったイメージは、もしかするともはや未来を失った「死体」に過ぎないのかも知れない。僕らはこれらの絵を、スタティックな「図像」として見ることを拒むべきなのだろう。絶えず新しい躍動が生起するさまを僕らはこれらの絵のなかに幻視しなくてはならない。そうすることによってのみ、これらの絵は「現在」を生きることができるに違いない。
若林恵 wakabayashi kei 



ふだんのミチルくんは口数少ないタイプのヒト。それでも絵の中の彼はとても饒舌。伸ばしたり、こすったり、にじませたりしながら乗せた色だけをたよりに、そこから閃(ひらめ)いた景色を次々と描いていく。圧倒的な集中力、即興演奏のようなライブ感で、はじめからそこに潜んでいたかのように、キャンバスに隠された風景、生命をあぶり出す。妥協を許さない筆致ゆえ、ときに見るヒトを選んでしまいそうだけれど、彼の絵を前にして、思いもよらなかった記憶が呼び起こされるのは実に楽しい体験だ。個人的にはそんな絵の中でも、ちょっぴりユーモラスな住人たちを探すのが好きだったりする。いびつさや醜さ、滑稽さをも隠さない彼の作風。人間は奇妙で、それぞれに違っていて、不完全で、だからこそ面白い。常日頃そう思っている自分など、そんなものたちへの愛しさがひしひしと伝わってきて嬉しくなる。彼の絵を一度体験してみてほしい。それは決して、一部のヒトに向けられた趣味性のものなどでなく、同時代、この奇妙な世界を生きるすべてのヒトたちに向けられた彼からの「便り」なのだから。
リュウ (グッドイーブニング主宰)



彼の家で過去10年間の膨大な量の作品を見せてもらいました
自分ではコントロールできない魔物との戦いの記録を垣間みた
アタマがクラクラし、た。絶句。
これをすべで展示できたら観た人が失神、失禁する光景が目に浮かぶ。
村上大樹(映像作家)




世界は常にいろいろな顔を持ち、目に見えるものはいつも同じとは限らない。我々に見える景色の上にもう一つの景色を描く画家・矢野ミチル。実在しない具象。しなやかさという強さ。
遠藤コージ(ミュージシャン)




矢野の絵に出てくる登場人物やクリーチャーは、一見絵本や童話、はたまたアニメやゲームのキャラクターのようです。しかしながら熱量と瞬発力を帯びた紛れもない「絵画」であるというバランスが非常に面白い点です。誰もが子供の頃机に落書きした得体も知れない怪物が、意志を持ち成長したような絵はざわざわと気持ちを波立たせるでしょう。
イルボン (gallery yolcha 車掌)







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# by yanomichiru | 2006-03-28 23:45 | プロフィール