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毒入りブルーベリー

yanomichir.exblog.jp

KYOTO 2006(2)

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           狸






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          喫茶フランソワ


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# by yanomichiru | 2006-06-04 01:17 | 写真

KYOTO 2006(3)

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下長者という名の場所

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東寺の骨董市(のための渋滞・・・)


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# by yanomichiru | 2006-06-04 01:05 | 写真

世界蜃気楼絵巻

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京都在住の作家pene氏が展覧会場で即興の物語を書いてくださいました
彼のサイトはこちら http://www.geocities.jp/sorasidolemifaso/
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世界蜃気楼絵巻
抄録2

「いや
君の言っていることはおおよそのところ理解できるんだ
けれどだね・・・」

兎はそう言って
パイプをくわえると深く吸い込み
それから煙を吐き出して

「でも君が傘を差すことの直接的理由にはならないじゃないか」

そう言って
また一息吸い込んだ

燕尾服に蝶ネクタイ姿のこの兎は
ジェントルヘアー(紳士兎)と呼ばれている

「だからさ
僕が知りたいのは端的な理由なのさ
君が晴れている日にどうして傘を差さなければならないのか」

兎のはすかいで羊顔はだまったままうつむいて座っていた
羊顔は重たい口を開く

「さっきから言っている通りだよ
僕はこれ以上風邪をこじらせたくはないんだ」

羊顔は再び沈黙した

「それは分かるんだ
分かるんだけれどね
それは雨の場合だろ?
雨に濡れたら風邪は悪化するそれは理解できる
けれど君は晴れている日にも傘を差すという
僕にはこれがさっぱり分からない」

兎はため息混じりの煙を吐き出し
羊顔が小さく言った

「雨が降るのは外だけとは限らない」

「それは
つまりどういうことなんだい?」

「雨は内にだって降るということだよ」

兎はパイプに葉を詰め直した
お気に入りの早摘みの木いちごの葉
静かな部屋に
パイプをトントンとやる音が響く

「ますます分からないな」

「雨はいつだって降っているんだ」

兎は窓の外を見やった

「今日は晴れているように僕の目には映っているんだけれどね」

「目に見えるはずがないさ
雨が降っているのは僕の心の内なんだから」

羊頭は頭を抱えた

雨を降らす雲が羊顔の表情に漂う
決して晴れることのない
濃く暗い雲

兎の目の前に暗雲が立ちこめている
目には見えない雲
見えるのは兎の吐き出した煙だけ

兎は立ち上がり窓を開けて空気を入れ替える

「根本的な話をしようじゃないか
そもそもどうして君の心に雨が降っているのか
風邪をひいたのもそれが原因なんだろ?」

兎は羊顔に救いの眼差しを送ったけれど
「それは言いたくはないんだ」
と言ったきり
羊顔はまた黙り込んでしまった
兎はそれを見て
首を横に二度三度振った

「一言言わせてもらうなら
君の言う雨っていうのは物理的なものじゃない
だから傘を差したって雨を防ぐことなんてできやしないのさ
目に見えない傘を使わない限りはね」

羊は何も言わなかった
どうやら兎ももう諦めてしまったようだ

「僕ではどうすることもできないんだね」

「残念ながらそうなんだ」

二人の様子をずっと見守っていた
シャム双生児が
おもむろに口を開いた

「僕らはさ」
「僕らはね」

「向き合うことを知らないよね」
「向き合うことを知らないね」

「お互いの顔もさ」
「お互いの顔も」

「それから歩みよることも」
「ふふ 歩みよることね」

「君たちと同じように」
「君たちと同じさ」
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# by yanomichiru | 2006-06-03 14:04 | 新作/展覧会情報

ライブドローイング途中の図

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photo by yukihide hirata


今はもう完成して、ギャラリーの外の壁に貼ってあります
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# by yanomichiru | 2006-06-02 02:54 | 新作/展覧会情報

しみ ゆら くる 後記 3

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「Shimi yura kuru: Exhibtion as Yanomichiru
矢野ミチルによる京都でのエキビジョン。しみ ゆら くる

矢野ミチル個展: Yanomichiru Solo Exhibition (Japan)
Location 京都TranqRoom: Kyoto TranqRoom Kyoto Japan
7th May - 20th May

日本の絵描きであり、その絵画に詩的な響きを持つ矢野ミチルの絵画は日本の絵
画技法のスタイラゼーションであり、同時に過去を拒絶し、現在に紛れもなく生
きる絵画表現の魂の輝き。

彼の日本に伝わる西洋の絵画技法(すなわち大正の苛烈さに魂を燃やし、散って
行く街の情感に馨喩を求めた詩人、画家達の)を通過し、この基本概念より彼自
身の心の中で芳酵させ、独自のものになった絵画表現のスタイライゼーションは
現代の日本の芸術の表現の有様と共に彼自身が描く絵画に詩的世界をゆらめか
せ、その色も空虚も無い空気の様なものからしみ出す様に何かをこの世界に召還
させる。
そしてその響きや色彩、瞭さかを深く持つ彼の作品は日本の古来からの雅やかさ
を保つ町京都に似合う。
現代芸術においてエロティシズムと共に筆致や言葉、歌にして自身の個としての
表現を表す人達、その最かな芸術性に倣う人々の創作は少ない。

だが絵画の基本概念を自身のオリジナルの手法の根底に正しく存在させ、絵画的
感性、ディティール、絵画としての表現を描く筆致を持つ彼の作品はそのエロ
ティシズム、そして涙に映し出されたかの様な純粋性をもって彼の実現させる事
の難しい絵画としてのイマーゴを描き表す。
それは彼が描く覚醒感に溢れたメソッドで統一された絵画の色彩や、寓話や幻想
が入り混じり、必至として現代性を持ち表せる絵の題材、感性での制作技法、そ
してファッションのディティールで嵌められている。

彼が絵に対する追求と矜持と共に選り出して来た絵画制作の技法。紅茶で紙を染
め、オリーブオイルを使い、生のいつかあったはずの瑞々しさを嵌め込むペンの
筆致。
その彼の描く絵に詩の言葉や、律動や、照光を感じる事が出来る。
イメージや、魂、涙を溢れさせる心が光としてこの世界にもたらすもの。
それを来させると言う概念。
帰去来。この既に去って来た死者をこの世に帰ってこさせる事。彼の絵画におけ
る概念はその哀惜の表現を存在させる。
この世の色と雰囲気、蜃気楼と成って表れる事が決められたものたちをこの世界
に召還する事を。
決して描かれる絵を絵画としての技法、作品としての媒体への露出、(かき鳴ら
すように指で肌を擦り切らせる様な絵画だけでなく芸術作品への)歪んだ欲望を
持つ閲覧者達に寄る現代への喪を拒絶し、彼だけが表現し得る作品として凛々し
さを表して行く。
イルミネーションが光り、蜃気楼の様に薄弱なこの現代の街の市井の姿として。
そこに生きる放浪者であり、この世に帰って来た彼の描く作品で光を純粋になま
めかす生がシンパシーを感じる人達にすべてその姿や幻想の情景、立ち位置やパ
ラノマ、振る舞いに決して失われて久しくない変わるものの無い生の情感を感じ
させる。

彼が描く、この時代のパラノマ、万国の驚きべく蜃気楼の光景の中心に道化の嘆
きの化粧を装うかの様な少年によりそう兎の囁かされる詩が聴こえる。


汐野達司 (as seven) 

帰去来(かえりいざなんや): 故郷に帰るために、官職をやめてその地を去る
こと。今回の引用では芸術的な流れ、文章引用のメソッドの変化からこの帰去来の現代
的に加えられた意味合いを持った表現で記述しました。





画像は「世界蜃気楼絵巻」(部分)
※京都の展覧会を見に来ていただいた汐野氏が書いてくださった文章をここに掲載します
汐野氏の運営するサイト→ In Moon Light
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# by yanomichiru | 2006-06-02 01:38 | 新作/展覧会情報

しみ ゆら くる 予告  ( 部分 )

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ひきつづき ケータイ写真・・・ 全体像と鮮明な発色は京都でのおたのしみってことで


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# by yanomichiru | 2006-06-01 02:42 | 新作/展覧会情報

ただいま展示中

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# by yanomichiru | 2006-05-12 02:41 | 新作/展覧会情報

日常のスナップ

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# by yanomichiru | 2006-05-04 00:18 | 写真

オリジナル名刺作ります

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これまで何度か依頼うけて ご好評をいただいたので 
せっかくですのでサイト上で名刺の発注を受け付けつけます(期間限定)
印刷方法(けっこういい色がでます)はプリントゴッコで片面又は両面印刷
原版の文字はご希望に応じて矢野ミチルが手書きで書きます

※レイアウトや色味などご相談下されば 融通ききます かなり
※名刺に採り入れる絵は基本的にはサンプルから選んでいただきますが
  サイト上の絵も出来ないことはないです
※色は1.単色 2.おまかせ(絵と文字の雰囲気にあわせて)のどちらか
※紙はシリウス紙の白です
※送料は無料ですが振込み手数料はお客様の負担になります

100枚 7000円(両面)10000円

詳しくはこちら

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# by yanomichiru | 2006-04-23 22:26

十二星座

www.yanomichiru.com

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                         牡羊座
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                         牡牛座
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                          蟹座
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                         双子座
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                         乙女座
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                         天秤座
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                          蠍座
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                         射手座
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                         山羊座
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                         水瓶座
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                          魚座

http://www.yanomichiru.com/meisiseiza.htm
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# by yanomichiru | 2006-04-23 04:27 | 新作/展覧会情報