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毒入りブルーベリー

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京都大阪素描記-ecude-

関西でのグループ展とdrawingsツアーが終わり既に1週間以上が経ってしまった・・・
濃すぎる日々ゆえに、それを言葉で伝えるのは僕には非常に困難な作業だ。
もう既に記憶は夢を見たあとみたいにおぼろげになってるけど、
まぁ とにかく写真を頼りに即興解説をやってみよう。


グループ展etudeの会場「月夜と少年」。実際来たのは、実は今回初めて。
昭和の香りを残したヨーロッパの建物(!?)という印象をうける。
奥の部屋はショップスペースにもなっていて、いつも印象的な音楽が流れてる。
もっと周辺散策しようと考えていたのに、居心地良過ぎて始終ソファでまったり。




phot by kou yoshida





僕の新作「BOYOBOYO」。巻物状で端を回転させながら閲覧する仕組みになっている。
長さは約7メートルあるから、これは作るほうも見るほうも覚悟が必要だな(笑)
このクルクルさせる巻絵回転式見世物装置は、「月夜と少年」のミオちゃんに作って頂く。
関東の人にもいつかくるくるさせてあげますよ。



で、この展覧会のおもしろいところは、
イラストレータ、ミュージシャン、日本画家など ジャンルの違う5名がスケッチブックと
それをもとにした作品をそれぞれ展示するという、ありそうでない企画展で、
やる前からけっこうおもしろいグループ展になるだろうとは想像してたけど、
実際見に行ってみて、作り手、受け手、双方のグループ展の固定概念を
ぶち壊すボディーブローの様な展覧会だった。



スケッチブックは作家ごとに大きさが違うので、それを「月夜と少年」特製の箱に
収められていて、それを開けて読めるようになってる。この企画をやってみて思った事は、
僕にとってはスケッチと作品の境界は曖昧なんだなぁということ。
この巻物もある意味で、スケッチブックみたいにも捉えられるし。
あたりまえだけど、どの作品も自分とはまったく違う視点で作られていて、新鮮でおもしろかった。(特に西絢香さんの綿密に構築されたスケッチと出来た作品の関係性は羨ましかったし、
チャンキー松本さんの3ヶ月に渡る、厚み50cm以上の膨大なスケッチは圧巻だった)



「月夜と少年」のコウ君は同い年で、近い物の感じ方をしているというか、
僕と同世代の表現者の苦しみを肌で感じてわかってくれてる。
走り続ける表現者を後ろから見守って応援してくれるというよりも、
作家と一緒になって汗水垂らして、走ってくれてる。そんな印象を受けた。
此処は個人的に、これからがもっとも楽しみなギャラリーなのだ。
gallery月夜と少年
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by yanomichiru | 2008-10-13 00:10 | 新作/展覧会情報
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